【報告】2019年、日本姿勢と歩き方協会は発足10周年を迎えました

2019/08/20|イベント

2019年、日本姿勢と歩き方協会は発足10周年を迎えました。

これに伴い、この度10周年記念講演パーティーを開催させていただきました。

開催日の6月23日(日)は梅雨時期でもあり空模様が気になりましたが、幸いにもお天気に恵まれ滞りなく会をすすめさせていただくことができました。

当日の会場になった老舗京懐石料理の京都神泉苑平八は二条城からすぐの京都最古の庭園「神泉苑」内にあります。

神泉苑については平安時代初期に編纂された歴史書「日本後記」にも記されており、第52代天皇・蘇我天皇が日本ではじめて開いた花を愛でる会“花宴の節”いわゆるお花見が開かれた場所でもあります。もとは皇室のための庭園だったという由緒ある場所での開催に、お越しいただいた皆様に喜んでいただくことができました。

神泉苑

会場には平素から協会の活動にご協力をいただいておる企業様や個人の皆様、生徒の皆様にご参加いただきました。また全国から協会認定講師が集まりました。

受付のお手伝いをいただいた、左から白取さん、村上さん、松村さん

パーティーは協会代表の髙岡よしみの挨拶から始まり、二部構成で進行。
第一部はお二人の専門家によるウォーキングに関わる記念講演からスタートし、二名の協会認定講師による活動報告という流れです。

第一部の司会は堀真理さんにお手伝いいただきました。

まずお一人目は、長谷川正哉先生(県立広島大学)による「歩行指導に役立つ足の話」です。
長谷川先生は足と靴に関する研究や、動作の指導方法に関する研究をされていて、足指のアーチの柔軟性や足指の筋力改善についてご講演をいただきました。

長谷川 正哉 先生
県立広島大学理学療法学科教授
専門理学療法士であり、シューフィッター、フットケアマネージャー、NW(ノルディック・ウォーキング)インストラクターの資格を有する。
研究テーマは足と靴に関すること。著書に「理学療法士のための足と靴のみかた」(文光堂)がある。

お二人目は武藤京子先生(水戸中央病院健診センター百合丘)による「運動と健康長寿について」です。健康寿命を延伸するためのライフスタイルやセルフケアについて医学的見地からお話しいただきました。

「長生き、健康は偶然ではない。意志を持つことで初めて手に入れられる」と話された言葉が印象的でした。

武藤京子先生
水戸中央病院健診センター百合が丘 医局長
内科外来は、消化器一般、内科一般、生活習慣病を担当。人間ドック学会認定
日本姿勢と歩き方協会認定のウォーキングリーダー

お二人の先生方の講演につづき、協会認定講師による活動報告です。

最初に認定ウォーキングマスターの大矢万里子さん(東京都内在住)の活動報告です。
専業主婦から協会との出会いにはじまり、ウォーキング技能検定を受験した後に都内数か所でウォーキング講師として活動するようになるまでをお話しいただきました。

東京都在住。池袋でウォーキング教室主宰。

次に、認定ウォーキングマスターの鎌田真紀さん(秋田県在住)の活動報告ではアメリカ留学時代からOL経験を経て現在の女性の足の専門サロン「マルシュ」の開業に至るまでの熱い思いについて語っていただきました。

秋田県在住。女性の足の専門サロン「マルシュ」経営

お二人の報告からは他の認定講師もおおいに刺激を得たことでしょう。
さて、パーティーの第二部は京料理のお食事と歓談タイムです。
季節の鱧やジュンサイを楽しみました。

こちらのお写真はナールス様のHPからいただきました

歓談中は長谷川先生を囲んで歩行指導の新たなヒントを得ようとする講師達の姿もありました。

長谷川先生を囲んで、左から大矢さん、重松さん、朝守さん、松村さん

パーティーの最後はお愉しみの抽選会です。

第2部の司会のお手伝いをいただいた中村ゆう子さん

今回はエイジングケアのスキンケアブランドのナールス様と認定NPO法人健康ラボステーション様に景品のご提供をいただきました。ご提供、有難うございました。

写真左は健康ラボステーション代表の浦田様

最後は全員で集合写真の撮影し、無事に宴席を終えることができました。

集合写真

益々高齢化がすすむ社会において、日本姿勢と歩き方協会は今後も

正しいウォーキング知識の普及と指導者の育成を通じてQOL向上のお手伝いに努めて参ります。

この度お越しいただいた皆様に深く感謝申し上げますと共に

お力添えをいただいた方々に心より御礼申し上げます。

有難うございました。